人とコミュニケーションをする上で大事なのが、相手を知ることです。
相手がどんな性格なのか?どんな考え方や価値観を持っているのか?プライベートだったり仕事だったり色んな話をしながら相手のことを知ろうとするためにコミュニケーションをします。
「十人十色」という言葉があるように、人それぞれ異なったモノを持っています。
これから紹介する「ISD個性心理学」では、その異なったモノをタイプ別に分類して、それぞれどんな性格なのか?どのようにして接するといいか?などが分かる内容がたくさん詰まっています。
そもそもISD個性心理学とは?
この生年月日で個性を判別する「ISD個性心理学」になります。
まず自分自身がどんな人物なのかを理解したうえで相手を理解することで、
お互いの価値観を認め合い関わり方を知るという心理学です。
お互いを理解し合うことで、それに伴う人間関係のストレスを軽減させるといった効果があります。
ここで勘違いして欲しくないのは、「当たる or 当たらない」ではなく、
生年月日ごとでそれぞれ傾向があるということです。自分を知って相手を知ることで様々な視点から相手を分析することが大切です。
ISD心理学を用いて分かること、分からないこと
- 人間関係の悩みの原因
- 自分と周りのモノとの相性
- 勉強の教え方
- 相手をやる気にさせる言葉
上記で挙げたものは一例ですが、他にも色々知ることができます。
分からないこと
- 結婚時期
- 異性にモテるか
- 自分は仕事ができるかどうか
※ここでは、環境や本人の努力で変わるものは分からないことに含みます
人は大きく3分類に分けられる
- 人生観やモノに対する優先順位
- ライフスタイル
- 自分にとって必要なもの
- 周りとの人間関係
- 行動パターン
- 意思決定パターン
- コミュニケーションの取り方
各項目ごとに説明していきます。自分がどんなタイプなのか見ていきましょう!
<人生観、優先順位>
MOON
・みんな仲良く和気あいあいと生活したい
・安全性、原理原則を大切にする
EARTH
・自分の世界を築くためにマイペースで頑張る
・時とタイミングを大切にする
SUN
・キラキラな成功者になるための手っ取り早い方法を模索する
・感性、可能性、願望を大切にする
<ライフスタイル>
MOON
- 人と競争せず、共に暮らしたい
- 人間的かつ常識的でありたい
- 人柄良いね!と言われたい
EARTH
- 自分の好きな時に好きなことを好きなだけしていたい
- 争いごとは絶対勝ちたい
- やり手だね!と言われたい
SUN
- とことんトライしたい
- 安心のために頑張る
- すごいね!と言われたい
<自分にとって必要なもの>
MOON
信用、人脈、情報、知識、愛情
EARTH
やりがい、形、不動産
SUN
肩書き、資格、組織、ステイタス
<周りとの人間関係>
MOON
- 人柄がいい
- 信用がある
- 人格者
EARTH
- 競争意識や目的が同じ
- ライバル
- 実力がある人
SUN
- お互い仲間意識がある人
- 偉人
- 大物
- 有名人
- 成功者
<行動パターン>
MOON
信用を築く、技術を活かす、自己犠牲的な行動をする ⇨ 時間を無視するため無駄が多い
EARTH
体をフル活用、サービス精神旺盛、ギブ&テイク ⇨ 時間を大切に生きるため無理をする
SUN
「今しかない!」、組織を拡大する意識、権威権力を活用 ⇨ 今を大切にするためムラがある
<意思決定パターン>
MOON
- 相手の満足を考える
- 理念、使命感が必要 ⇨ 自分自身が売り物
- 人柄、安全性、原理を大切にする
EARTH
- 自分の満足を考える
- ライバル、やりがい、実力が必要 ⇨ モノが売り物
- チャンス、タイミングを大切にする
SUN
- 自分の安泰を考える
- 安心できる環境が必要 ⇨ 会社・規模が売り物
- 感性に響くもの、願望、可能性を大切にする
<コミュニケーションの取り方>
MOON
- 相手を頭で理解しようとするため、目を使って相手を観察する
- 相手に自分を理解して欲しいがために、話が丁寧すぎて長く、結論が最後まで分からない
EARTH
- 相手との繋がりを耳で確認するため、言葉で相手に確かめる
- ポイントだけ抑えたいため、話が結論で始まり内容を要約して最後に再度結論を話す
SUN
- 感性を使って相手が仲間かどうかを感じようとするため、場の空気を察しようとする
- 自分にピンとくるものを大切にする。気分が変化しやすいため、会話に一貫性を持たせるのが難しく、内容が展開しすぎて別方向へ飛ぶ
まとめ
つまり『人それぞれ個性がある』ということです。自分の周りにいる人を批判したりせず、相手のことを理解して価値観や考え方を尊重し合うことが大切です。
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